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工房の設備紹介~型紙道具編~

執筆者の写真: 靴工房 Risette靴工房 Risette

工房の設備紹介、今回は型紙を作るときに使う道具について紹介します。

靴はその殆どが曲線で構成されています。しかしながら、きれいな曲線をフリーハンドで描くのは難しいもの。そこで、製図で使う雲形定規などを使います。




また、ストレートチップやウイングチップのラインはどの靴でも概ね同じようなラインを使うことが出来るため、多用するラインは、あらかじめ厚紙やプラ板を定規のような形にカットした、コレッティーボという道具を使います。





最後に紹介するのはディバイダーと呼ばれるコンパスに似た道具。これは、吊りこみ代や縫い代と呼ばれる、元のラインに幅を追加したいときに使用します。コンパスに比べ、幅のブレが少ないため重宝します。





他にも製図用の道具はまだまだ沢山あります。型紙ひとつ起こすのも大変です。。

ただ、現在はCADなどのソフトウェアを使って図面を描くことも出来ます。無料のソフトウェアもあるので、型紙とソフトウェアの操作知識さえあれば、道具がなくとも何とかなります。便利な世の中になったものです。。




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