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工房の設備について~ワニ編~
工房の設備紹介、今回は靴作りにおいて代表的な工具であるワニを紹介します。 おそらく殆どの方は、見たことがない道具なのではないでしょう 先端がワニの口のような形状をしていることが名前の由来です。海外ではピンサーと呼んでいます。 さてこの工具、何に使うかといいますと、靴作りの最も重要なプロセスである、吊り込み作業で使います。 アッパーと呼ばれる靴本体の部分を木型に沿わせる際、革をひっぱる(吊り込む)ためにこのワニを使います。てこの原理で革を引っ張るためにこの独特の形状になっています。 革包丁もそうですが、初めて使う道具は使いこなすのが難しいもの。大半の方は始めは引っ張る力が足りず、アッパーが木型に沿ってくれません。ある程度使い方が分かってくると、今度は引っ張りすぎで革がパンパンに張ってしまいます。。ほどほどの力加減が必要ですが、その感覚が分かれば吊り込み作業は大変楽しい作業です(笑) #靴工房Risette #靴教室 #大阪靴づくり

靴工房 Risette
7月16日読了時間: 1分


注文靴作成事例~バルモラルストレートチップ~
Design:straight-chip Coler:gray×navy×black:tricolor Size:27.5 Construction:Mckay Option:Full Order last Price:85,800.- 一味違った靴にしたいということで、パーツ毎にカラーを変えた、 トリコロールカラーのストレートチップシューズ。幅広な足に合わせて、 フルオーダーの木型を使用しています。

靴工房 Risette
6月16日読了時間: 1分


工房の設備について~フィニッシャー編~
今回は工房のメイン設備の一つであるフィニッシャーについて紹介します。 靴づくりで欠かせない作業、それは、靴底の加工です。大量生産されている靴の場合は、靴底のユニットをロット単位で制作しますが、一品一様の手製靴では、毎回靴底を手作業で加工していきます。 ざっくり粗立ちした革・ゴム材をアッパーに合わせて削りこんでゆく・・・文字にすると簡単そうですが、 これを手やすりで削るととんでもない時間がかかります。ですので、通常はグラインダーを使って削るのですが、このグラインダー、大きな問題があります。グラインダーで削ると一気に加工スピードが上がりますが、そのスピードに比例して大量の削りカスが出ます。室内でグラインダーで削ると部屋中削りカスだらけで大変なことに・・・ そのため、靴づくりでは、グラインダーに強力な集塵機能が付いているフィニッシャーと呼ばれる機械が重宝されています。(靴の修理屋さんに行くと必ずといっていいほど置いてあります。) 当工房では、一番コンパクトなタイプである、根本製作所製のフィニッシャーを設置しました。削る部分が2か所だけのシンプルなタイプ

靴工房 Risette
6月16日読了時間: 2分


注文靴作成事例~ドレスローファー~
Design:Dress Loafer Coler:black Size:27.0 Construction:Mckay Option:Full Order last Price:85,800.- 今回のお客様は甲高な足となっており、3Dプリンタでフルオーダー木型を作成。 左右それぞれで採寸し、別々の形状の木型で作成、フィット感を高めています。 仕事でも使用できるシンプルなデザインを採用、ソールも実用性を鑑み、 軽量なラバーソールを使用しています。 #注文靴 #靴作家 #靴パターン #靴工房Risette #大阪靴教室 #からほり #松屋町 #靴作り #本格紳士靴 #ドレスシューズ #ハンドソーン #谷町六丁目 #型紙づくり #手作り靴 #靴職人 #オーダーシューズ #生徒募集中

靴工房 Risette
5月16日読了時間: 1分


工房の設備について~革漉き機編~
当工房の設備紹介、今回は革漉き機を紹介します。 革というマテリアルの大きな特徴は「厚み」があること。 この厚みがあるまま縫製すると、縫製部に大きな段差が出来てしまいます。その段差を無くすため、 革には「漉き」という革をの一部を薄くスライスする独特のプロセスがあります。漉きにもいろいろな種類がありますが、靴で多用するのは、「斜め漉き」と呼ばれる技法。端の部分を斜めに漉くことで縫い目の段差を無くすことが出来ます。 小さなパーツやヌメ革のような硬い革であれば、包丁で手漉きをすることも出来ますが、靴のパーツは漉く部分が多く、漉き機があることで作業が圧倒的に早くなります。 この漉き機、作業は早くなるのですが、使うのにはちょっとコツがいります。足踏み式のモーターで刃を回転させるのですが、このモーターが超繊細・・・ちょっと踏むとものすごい速度で刃が回転します。慣れるまでは毎回、お試し用の革で練習してから本番にかかるのがよろしいかと。使いこなせるようになると、作品のクオリティが一気に上がりますよ!

靴工房 Risette
3月3日読了時間: 1分


工房の設備紹介~穴あけ工具編~
工房の設備紹介、今回は穴あけ工具について紹介します。 靴に限らず、革製品を作るときに穴を空ける作業はかなり多くあります。 手縫いのするときには、針穴を空けるために菱目打ちと呼ばれるフォークのような工具を使いますし、 バネホックやハトメと言った金具を取り付けるときには穴あけポンチを使います。 靴についていえば特徴的な作業はメダリオンの穴あけでしょうか。 メダリオンとは、靴のつま先などについている穴飾りのことをいいます。元々はつま先の通気性を良くするためにつけられていた意匠です。様々なデザインがあり、代表的なものは、フルブローグのウイングチップや、ストレートチップの切り替えし部分に穴飾りを施したクオーターブローグがあります。 この飾り、穴あけポンチを使って開けていきます。 ポンチを革に当て、ハンマーでガンガン叩いて穴を開けていきます。革は厚いので、場合によっては一回で空かないことも・・・一個一個開けていくので根気が入ります。 また、穴の形は丸だけでなく、ハートマークや、星形などもあります。これら組み合わせるとデザインの幅が一気に広がります。...

靴工房 Risette
2月21日読了時間: 2分


工房の設備について~ミシン編~
靴作りでは、普段の生活ではまず使わない、特殊な機械や工具が数多くあります。 一見しただけではどうやって使うのわからないのですが、原理がわかると、なるほどよく出来ているなぁ、と感心するものばかりです。今後様々な機械・工具を紹介していきますので、しばしお付き合いくださいませ。 さて、靴作りでは必須となる機械が2つあります。それは革漉き機とポストミシン。 今回はポストミシンを紹介します。 最大の特徴は、ポストの柱のごとく、台座から突き出しているベッド部(下側の送り機構)です。 靴の縫製では、平面状のパーツを立体の袋状に縫い合わせていくのですが、平ミシン(家庭にあるミシン)では、構造上、どうしても立体のパーツに仕立てることができず、この柱状の送り機構が必要になってきます。 とまあ、文章で表現しても中々伝わらないかと思いますので、お暇な方は当工房に実物を見に来て下さい(笑)。 当工房のミシンはドイツのPFAFFというメーカーの年代物です。年代物とは言え、この種のミシンは数十年前のものでも問題無く現役バリバリで稼働しています。本機も例にもれず、大阪の熟練の靴

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2月4日読了時間: 2分


工房の設備紹介~靴用ミシン糸/手縫い糸~
工房では様々な糸で縫いを行いますが、作るもの・縫う場所・工程によって、様々な種類の糸を使い分けています。 今回は、うちの工房で使っている糸について紹介します。 まずはミシン用の糸から。 こちらは一般的な靴用のミシンで使われている糸。 縮みにくく、仕上がりが綺麗なのが特徴です。 番手(糸の太さ)は30番。 実際の仕上がりはこんな感じ。 一方、こちらの糸は上記の糸に比べるとかなり太い8番と呼ばれる糸です。 中でもビニモ/MBTと呼ばれる、強度の強いタイプの糸を使っています。 ただ、こちらの糸は靴用のポストミシンでは使うことが出来ないので、主に手回し用の平ミシンで使っています。 主にスマホケースや財布などの革小物を作る時に使用。 ステッチの太さが変わると、雰囲気が大きく変わります。 細いステッチはドレッシーに。太いステッチはカジュアルな仕上がりになります。 こちらは革小物やシンプルなステッチダウンシューズで使う手縫い糸。 ミシン糸に比べると、大幅に太い糸(00番)を使っています。 ステッチ幅も粗いピッチにしてラフな仕上がりにしています。...

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1月16日読了時間: 3分


工房の設備紹介~仕上げコテ編~
工房の設備紹介、今回は靴底の仕上げで使用するコテを紹介します。 手製靴では、ヒール、コバまわりを仕上げるときにワックスを使って艶を出します。このワックスを革にしみ込ませ、エッジの形を整えるためにコテを使います。 エッジにワックスを塗りこみ、その上から電熱器で加熱したコテをあてていきます。コテの温度が低すぎるとワックスが溶けず、高すぎると焦げてしまうので注意が必要。 コテをあてた後、布で磨き込んでいくと、ピカピカになり、エッジがはっきり出るようになります。 コテは用途のに応じて様々な種類があります。 コバまわりのエッジを整えるコバゴテや、 ヒールまわりで使うイチョウコテ、 万能タイプのズボラゴテなど、コテをあてる場所・用途によって使い分ける必要があります。当工房でも様々な種類のコテを取り揃えています。 このコテに限らず、靴工具を作ってくれる職人さんが年々少なくなっています。現在はデッドストックを譲ってくれる道具屋さんや、引退された先輩の職人さんから頂いた道具で切り盛り出来ていますが、近い将来これらの工具が手に入らなくかもしれません。ただ、形状はシン

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1月13日読了時間: 2分


工房の設備紹介~型紙道具編~
工房の設備紹介、今回は型紙を作るときに使う道具について紹介します。 靴はその殆どが曲線で構成されています。しかしながら、きれいな曲線をフリーハンドで描くのは難しいもの。そこで、製図で使う雲形定規などを使います。 また、ストレートチップやウイングチップのラインはどの靴でも概ね同じようなラインを使うことが出来るため、多用するラインは、あらかじめ厚紙やプラ板を定規のような形にカットした、コレッティーボという道具を使います。 最後に紹介するのはディバイダーと呼ばれるコンパスに似た道具。これは、吊りこみ代や縫い代と呼ばれる、元のラインに幅を追加したいときに使用します。コンパスに比べ、幅のブレが少ないため重宝します。 他にも製図用の道具はまだまだ沢山あります。型紙ひとつ起こすのも大変です。。 ただ、現在はCADなどのソフトウェアを使って図面を描くことも出来ます。無料のソフトウェアもあるので、型紙とソフトウェアの操作知識さえあれば、道具がなくとも何とかなります。便利な世の中になったものです。。

靴工房 Risette
1月6日読了時間: 1分
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